初めて覚えた単語は「赤」でした。定時制高校は一般入試でした。
*画像はPhoto ACよりイメージです。
発語の無い幼児期にカードで、文字やイラストとのマッチングをさせていましたが。3才で初めて覚えたのが「赤」でした。
いきなり「あか」と「赤」と、部屋中の赤い物を探し、本人の指を持ち、指差して「あか」と言いながら赤い物をさわらせました。
りんごは、りんごのイラストと、実物の「りんご」と指差して、赤いリンゴと赤と リンゴの意味を教えました。
そういうカードと本物とイラストと違う物で同じ意味の物探しはハマって、すぐ定着しました。
オーム返しは言いますが、自発的な発語はほとんどありませんでした。
しかし内言語は発達してきていると、幼稚園の先生からも言われていました。
幼稚園で好きな歌は「真っ赤なお鼻のトナカイさん」それと「赤ちゃん」が気になってしかたいような。赤ちゃんは赤くないですし。赤ちゃんの説明はしていませんでした。けれど赤ちゃんは理解しています。
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幼稚園小中学校はすべての行事に参加させてもらえました。
お遊戯の覚えさせ方は、後ろからセブンの腕を持って、躍らせるところから。小学校に入学してから周りの子といっしょなら真似して踊れるように。
発語はまだありませんでしたが、障害児もすべての行事に参加させる主義の小学校でしたので、練習を重ねて運動会などの本番ではなんとかできるようになっていましたので、先生方の指導が良かったのだと思います。小6の組体操もちゃんと参加して、組体操ができるようになるとは思ってもいませんでしたので、感激もひとしおでした。先生が目立たぬように傍で指示を送っていただいてました。
障害児ははじめからできないであろうと、参加させない学校もあると聞きますので、普通学級で学べすべての行事に参加させてもらえたことはラッキーでした。
ただひとつできなかったのは、大縄跳びです。
授業で大縄跳びはありましたが、セブンはどうしてもできなくて、セブンが参加できるような種目に変更されたということは後から知りました。
申し訳ない気持ちとありがたい気持ちでした。昔は演奏会などで、障害児のハーモニカや笛はセロテープで音がでないようにさせられていたというような事も聞いたことがあります。セブンは一人だけ参加できないようなことはなく、すべてに参加させてもらえたのはラッキーでした。
ただ大縄跳びだけは、高校の授業でも怒っていました。大縄跳びできないことがトラウマになっているようでした(+o+)地団太分で怒っていました。
悔しかったのだろうなと思います。
一般入試で入学して、テストで進級も「個人内絶対評価」で
定時制高校はちゃんと入試を受けて入学しました。障害児枠の入試ではありません。
大阪は 一部の高校で障害児枠のコースが始まっていました。しかしそれはとても狭き門でした。
定員が毎年二人だけなところに10人以上が入試するところもあり、そういう障害児枠は最初からあきらめていました。
一年前から入試の意思を定時制高校に伝えていまして、入試は中学の先生が受験に立ち会う決まりでした。
女の子なので女性の先生が入試に付き添っていただきました。(トイレは自立してますが、入試中なのでいっしょに付き添う必要があるかもしれないので)
定時制は一次入試と二次入試があり、もし一次で落ちたら二次を受けるつもりでいましたが。一次入試で合格しました。
入ってから、合格した理由をお聞きしてみると、定員割れしていたことと、中学の先生が付き添ってくださったこと(中学の先生方との関係が良いということ)、一年前に中学校での行事の写真集を教頭先生に見ていただいて、こんなこともできる。あんなこともできる。とアピールしたことが良かったようでした。スキー学習でインストラクターさんの腰につかまって滑降するところの写真や、仕事体験で売り子役や、箱の組み立て作業や、いろんな参加している様子の写真を見ていただけた事も効果あったということですね。中学でモメていたら合格しなかったかも(;^ω^)
それまで定員割れのところでも、障害児は落ちていることは聞いていました。
「個人内絶対評価」のテストプリントに感激
定時制高校は思いのほかよくしていただきました。もちろんうちのセブンのような、重度知的障害者の生徒を受け入れるのは初めてということでした。
なんの運動体の力も借りず、一人で一年前からお伺いして受験して合格させていただきました。軽度の人は何人かいらっしゃいました。
しかしみな普通学級そだちの子ばかりでした。養護学校の子は高等養護学校に行くのが普通のようでした。
入学後もちゃんと中間期末テストも受けて、赤点も取らずに進級し、卒業しました。
定時制高校は、出席日数の評価が大きく、テストも非常に優しいです(と言っては問題なのですが(;^ω^)今は違うかも)
そのうえで、セブンには個人内絶対評価という評価で進級させていただきました。
一部の教科だけ別室でテストします。そのテストもセブンにわかるように図解したもので、何回か事前にテスト練習をします。
テスト用のプリントと本番のテストは違いますが、同じ要領でセブンにもわかりやすく工夫していただいてました。
そもそも定時制の出席者は少なく、卒業までにかなりの人数が学校にこなくなります。
無欠席で来ている生徒は必然的に成績はよくなります。
セブンはビリではありませんでした。個人内絶対評価というありがたい評価で、平均より少し下くらいの成績で卒業させていただきました。
卒業してから、作業所に行くわけですが、普通学級育ちのセブンが障害者ばかりのところに行くわけで、そこで退行がありました。
ショックだったのかも。つまらなかったのかも。
場所的にも、対応も、セブンと相性の良くない作業所を数カ所体験し、生活優先で、セブンのダメージというか表情だけなのですが。喜んでいないことがわかりました。やっと今のサポートセンターに落ち着き、とてもラッキーでした。今は理想的です。職員さん全員が若く、セブンと同年代です。
それまでは、良くないと思ったら次探す主義ですが、不安でした。これが現実かと思いました。健常児ばかりの普通学級でよくしていただいて、障害者通所事業所でガッカリするなんて(-_-;)しかも虐待でニュースになったところも。
普通学級ですごしてきた生活体験はセブンお嬢の財産です。
障害者事業所には良い指導員さんもいますけど、必ずと言っていいほど、変な人が混じっているのですよ。
心理的に問題を抱えている人がいます。これが障害者の心を傷つけます。イジメてるとしか思えない人もいました。
(心理的問題を解決した人は、すばらしくなるんですけどねー)
今のところはとても楽しく通っています。今はサポートセンターもガイドヘルパーさんも、良い方ばかりなので、平和すぎます。
平和的すぎるので、さらなるチャレンジを考えます
学童期にガンバリすぎた面もありますが、今は精神的にも安定していますし、洗濯も一人でやってくれますし。
スーパーに行くと袋詰めも手伝ってくれて、袋も私よりたくさん持ってくれてとても助かっています。
ちょっと単調な生活がつづいたので、そろそろがんばらねば。
他の方のプログ(小さいお子さんばかり)を見ていると、昔の情熱が戻ってきました。
これから、セブンにいろんなことまだまださせたいです。
脳トレゲームで認知症予防と?訓練?
朝晩の少しの時間にタブレットで脳トレゲームをしています。私も認知症予防としてやります。
いろんな脳トレゲームがありますが、神経衰弱のようなものが多いですね。
順番を覚えるのも良さそうです。短期記憶を鍛えるのに持ってこいです。
セブンもうまくできると喜んでいます。一人だとすぐ止めてしまいますが、私が乗せると乗ります(笑)
「上手上手」と褒めると嬉しいからやってくれます。
毎日5分から10分やります。飽きないようにいろんなゲームをやらせます。
私がゲーム好きでないので、ゲーム自体をやらなかったのですが、良さそうなゲームが無料でたくさんありますね。
無料の制覇したら、有料の脳トレにも登録する予定です。
いろんに脳力を鍛えるゲームがあるようです。
親子で卓球も
あと卓球もやらせたいです。高校生のころはセブンは体育の先生となら40ラリーできました。
私とは10ラリーも無理でした。昨年、私は卓球教室に通い、多少うまくなったのでセブンともできるかもしれません。
ボーリングは、障害者スポーツセンターでやらせてみましたが、両手でなげるセブンのほうが私より上手かったです(;^ω^)
両手でゴンと投げゆっくりところがるセブンのボールがストライクだすのです。フォーム決めて投げたつもりの私のボールがいつも2本残ったりで、セブンの勝ちでした(;^ω^)障害者スポーツセンターのボーリングは無料なんですよ。予約でいっぱいでワンゲームしかできませんけど。卓球にプールやジムもあります。
ゲーセンのエアーホッケーはセブンは上手です。それは小学生低学年からよくやっていましたしね。
ゲーセンはお金かかるから行きません。ただやったら通いつめるのに(笑)
とにかくいろんなこと、またやらせたいと思います。
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