年末年始は東京ディズニーランドで過ごすのが定例だった小学生の障害児
重度知的障害児の娘とたくさん旅行してきましたが、29才という大人になってからは、旅行にまったく行けていません。離婚して母子家庭になったため経済的に余裕がないことも理由です。本人は、今はYouTubeを自分で好きな動画で思い出に浸っているようです。車の車窓動画をよく見ています。
当時の思い出を振り返ってみたいと思います。
小学生時代は様々なホテルや旅館に泊まることで場慣れするために、経験重視の旅行計画でした。
東京ディズニーンドに5年続けて年末年始に遊びに行ってました。カウントダウンは混雑をさけてホテル内で過ごし、初詣も混雑するので 年末に浅草と神田明神にお参りしていました。浅草の仲見世や、花屋敷の遊園地で遊んでから、東京ディズニーランドのツーデーパポートで二日間遊ぶのが常でした。
20年前もネットでホテルを予約
当時はインターネットで予約できるホテルは限れていて、「品川プリンスホテル」と「高輪プリンスホテル」が比較的手ごろ価格で予約できました。
今は忙しい人の為の宿探し『トリバゴ』
で検索すると実にたくさんのホテルが割引き料金で検索できて良いですねー
今もさほど変わらない料金のホテルツイン
品川プリンスのツインの割り引き価格を見ると、20年前の価格とさほど変わりません。
検索ページを見ると見覚えのある五反田のホテルも当時とほとんど変わりません。
懐かしい思い出が蘇ります。
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遊園地で行列に並ぶ訓練をしていました。
今にして思えば、なにもそこまでしてと思いますが、当時は小学校低学年で多動のピークのころです。
並べないと「普通の環境」で生きていけないと思っていたころ
幼稚園のころまでは手を離すとどこへ行ってしまうかもないほどの多動で重度の知的障害でから、出かけるだけで大変な時期でした。
遊園地の行列に並ぶことで協調性の訓練したようなものでした。
大人になって落ち着きましたが
大人になったから落ち着いたのか? 訓練で矯正されて落ちついたのか? というと、個人的な感覚では「訓練の結果」だと思っています。
療育センターでもっとも重度な知的障害児で自閉症児と言われていたうちの子です。
かなり必死にいろんなところへ連れまわしました。
毎月、毎年、回数を重ねるごとに順応できるように
初めのろはどうなることかと思いましたが、経験は必ず身に付きます。楽しい場所での並ぶ訓練は、楽しい経験になりますから、いつしか行列に並べる子になりました。
並べるようになると お出かけのハードルも下がりどこにでも出かけられるようになり、さらに経験が増えて、楽しみにつながり、自信につながりすます。
今年、ガイドヘルパーさんの事業所が閉鎖になりました
小さいころからお出かけ好きで、毎週、毎月いろんな場所で遊んできましたが、家族以外のガイドヘルパーさんとお出かけができるようになったのも、小さい時から、遊び場で並ぶ訓練をしつつ、楽しい経験をくり返してきた結果、「重度知的障害児」でも、困難さをかかえずにガイドヘルパーさんにお願いできたと思います。ガイドヘルパーさんも初めてうちの子に関わられて、困難に遭遇したヘルパーさんも何人かはいらしたようです。
10年以上、毎週ドライブ遠足に連れて行ってもらったガイドヘルパー事業所さん
10年以上毎週、グループでドライブ遠足に連れて行っていただいた、ガイドヘルパーさんの事業所が閉鎖されるとは、かなりショックなできごとでした。
以外と平気な様子の遠足の無い日曜日の様子
10年以上、毎週日曜日に行っていたドライブ遠足が急に無くなって、どうなることかと思いましたが、普通にしています。そのうち私がお出かけに連れて行こうと思いますが、いまのところ家でゆっくりしています。
家では、うちの子は、ゆっくり睡眠をとり、YouTubeを見たり、大好きな洗濯をしています。
今までもときには、カラオケボックスや 映画館、プールやショッピングセンターには出かけていました。
暖かくなったら地下鉄沿線のお出かけに行く予定です。
目新しいスポットもいろいろできているようですしね。
来年はうちの子も30才になります。大人のお出かけスポットを探していきたいと思います。
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